くわいの旬はいつ?福山市のクワイ農家
- ショウゴ オオタ
- 6月8日
- 読了時間: 3分
備後くわいの里は、広島県福山市で3世代に渡りくわいの栽培をおこなってきました。
福山市はクワイ生産量日本一、全国でも「福山くわい」はブランドとして多くの方に親しまれてきました。

目次
1.くわいってどんな野菜?

慈姑(くわい)は、水生多年草のオモダカ科オモダカ属の植物です。
オモダカは日本各地に生息する植物で、水田や用水路で多く見られます。
葉が、矢印のように尖っているのが特徴的です。

くわいの実は、その独特な形から「芽が出る」という縁起の良い意味を持つ野菜として、おせち料理には欠かせない存在です。シャキシャキとした歯ごたえと、ほのかな苦みが特徴で、煮物はもちろん、素揚げや炒め物など、様々な料理で楽しめます。
もちろん、ツノの部分も美味しく食べられます。
くわいの美味しい食べ方についてはこちら
くわいの旬はいつ?

くわいの旬は、一般的に11月下旬から1月頃です。
特に、年末年始にかけては、おせち料理の需要が高まることもあり、最も流通量が増える時期となります。
備後くわいの里では、この旬の時期に、土の中でじっくりと育った、旨みが凝縮されたくわいを収穫しています。
冷たい冬の空気の中で育つことで、くわい本来の甘みと風味がより一層引き出されます。
備後くわいの里では、12月下旬には全て収穫します。
お節料理の需要が高いため、年を越しての販売は売れ行きが悪くなるので、12月中には全て販売してしまいます。
旬のくわいを美味しく楽しむ

お節料理には、煮物として使われることが多いですが、他にも美味しい食べ方がたくさんあります。
煮物は苦手だけど、「この料理なら好き」と言われる方も数多くいらっしゃいます。
くわいチップス: くわいのほろ苦さがクセになる美味しさ。お酒のおつまみや、子供のおやつにぴったり。
クワイの素揚げ: ホクホクとした食感、くわいの芽はカリッと香ばしさが楽しめます。塩を少し振るだけでも絶品です。
その他にもクワイを使ったレシピ、作り方を公開しています。詳しくはこちらをご覧ください。
備後くわいの里のくわいをご賞味ください!

備後くわいの里では、福山市の豊かな土壌で、愛情込めてくわいを育てています。
旬の時期には、ネットショップにて、採れたての新鮮なくわいを全国の皆様にお届けしています。
「芽が出る」縁起物として、また冬の味覚として、備後くわいの里の美味しいくわいをぜひご賞味ください。オンライン販売の開始は、当サイトにて改めてお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに!
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